建設連合国民健康保険にご加入の皆様へ契約保養施設の利用についてご案内いたします。あまり知られていないのか利用している方は少ないですが、使う方は何度も使っているお勧めの制度（補助金）です。
契約保養施設と書くとなんともお堅い印象ですが、一般的なホテルや旅館の宿泊費を安くできる制度、と書くとピンとくるかもしれません。簡単に説明すると、
- 建設連合国民健康保険組合に加入している方＋加入している家族の方（社会保険に加入しているなど、当国保以外の方は対象外）は、契約しているホテル等の宿泊が１人１泊4,000円安くなる。（建設連合国保が補助）
- 各年度（４月１日～３月３１日）に１人２回（２泊分）利用できる。
という制度です。特徴は安いプランが使えるのでなく、申し込んだプランの金額から安くなるということです。
例えば３人で１泊すると、３人×4,000円×１泊＝12,000円 が宿泊費から引かれます。宿泊費が高い土日でも、宿泊費が安い平日でも同様です。平日の宿泊費から12,000円引かれるとかなりありがたいのではないでしょうか。
※宿泊先のプランによっては適用外のため、ご希望のプランで制度を使えるかは必ず宿泊先に確認してください。
制度の詳細や契約施設については、以下の本部ウェブサイトからご確認ください。
健康づくりの取組み-保養施設の利用補助｜建設連合国民健康保険組合
契約保養施設の利用方法
※原則として、支部への連絡は基本的には宿泊の15日前にお伝えください。
- 上記の本部ウェブサイトから契約保養施設を探す。
- 探した契約保養施設をご自身で予約。
その際に契約保養施設の制度を利用できるか施設に電話等で必ず確認する。 - 三重県支部へ電話で契約保養施設を利用したいことを伝える。
宿泊先の名称と宿泊日、宿泊する方の各氏名と年齢を伝える。 - 三重県支部が作成した保養施設の申込書類が郵送で届くので、それを宿泊先に泊まるときに提出。
利用の傾向
利用人数が多くはありませんがこれから利用する方の参考になるのではと思い、直近約１０年の利用状況を調べました。人気が集中している施設があると分かりやすかったのですが、利用先が散らばっているため、〇○が人気です！と言い切れないもどかしさを抱えることになりました。それならばと参考になりそうな結果を探したところ、利用の傾向について少し面白いことが分かりましたのでご紹介いたします。
まず、これまでの利用をみた印象として一般的な利用目的は、
- 旅行に行って、せっかくなので現地の泊まりたいホテルに泊まる。
- 旅行で行きたい場所（テーマパーク等）の近くにあるホテルに泊まる。
の２つと思われます。ごく一般的な利用方法で、なおかつ上記２つの目的を兼ねての利用もあると思われます。
契約保養施設の利用では上記２つに加えて、泊まること自体を目的とした（であろう）使い方が多く見受けられました。食事や温泉にそれ自体を目的に泊まる、という利用方法です。三重県という場所柄なのか、県内の伊勢以南の旅館やホテルの利用が目立ちました。（現在は契約していない施設も含めてですが…）
この制度の話に戻りますが、申し込んだプランから１人4,000円安くなることを改めて確認いたします。宿泊自体を目的にした上でこの割引を受けると、なんだか妙に得した気になりますし、美味しい料理や温泉で実際の満足度も高いのではないでしょうか。特に安くて魅力的なプランを見つけて、さらにこの制度で割引されるなら予約の段階で楽しくなりますね。利用傾向を見ていて、この利用方法でのリピーターが多く見受けられたことも、満足度が高いことの裏付けになると思います。
どこかに旅行へ行くのは随分とエネルギーを使うかもしれませんが、もっと気楽に週末ちょっと近場へ泊まりに行ってみませんか？温泉でも行こうなんていつも話してるけど全然行けないような方におすすめの制度です。
今回はあまり知られてないけれど知ってる人は使ってる、意外とうまい話があることをご案内いたしました。ぜひご検討ください。